【2025年最新】自分に合う枕の選び方|タイプ別おすすめ枕とチェックリスト付き

①枕選びが睡眠の質に直結する理由

毎日何気なく使っている「枕」。ですが、その枕が実は睡眠の質に大きな影響を与えていることをご存じでしょうか?

私たちの首や頭は、一晩中同じ位置で支えられています。もし枕が高すぎたり低すぎたりすると、首の筋肉や頸椎(けいつい)に無理な負荷がかかってしまい、肩こり・首こり・頭痛・いびき・寝つきの悪さといったトラブルを引き起こすことがあります。

また、寝返りのしやすさや通気性といった要素も、快眠のためにはとても重要です。いくら高級なマットレスを使っていても、枕が合っていないだけで睡眠の満足度は大きく下がってしまうのです。

実際、枕を変えたことで「朝起きたときの首の痛みがなくなった」「眠りが深くなった」という声も多く、**枕は寝具の中でも特に“体感効果が出やすいアイテム”**とも言えます。

【② チェックリスト】あなたの枕、合ってる?簡易診断

今お使いの枕、本当にあなたに合っていますか?
枕の合う・合わないは、実は毎日の体の不調にあらわれています。以下のチェックリストを使って、今の枕が体に合っているか簡単に診断してみましょう。

「今の枕がいつから使っているかわからない方はこちらも参考に」


🔍 枕チェックリスト(該当する項目に✔を)

  • □ 朝起きたときに首・肩にこりや痛みがある

  • □ 寝つきが悪く、何度も目が覚めてしまう

  • □ 横向きで寝ると肩が圧迫される感じがする

  • □ 枕が高すぎる/低すぎると感じることがある

  • □ 仰向けだと首にすき間ができて落ち着かない

  • □ 寝返りがしづらく、目覚めたとき同じ姿勢のまま

  • □ 枕の素材が蒸れたり、熱がこもって気になる

  • □ 枕を毎晩何度も手で調整している


✅ 診断結果の目安

  • 1〜2個該当:今の枕でも問題ない可能性あり。ただし改善余地はありそう。

  • 3〜5個該当:枕が体に合っていない可能性大。買い替えを検討しましょう。

  • 6個以上該当:今すぐ枕選びの見直しをおすすめします。

【③ 基本編】枕選びの5つのポイント

枕選びで重要なのは、「なんとなく気持ちいい」ではなく、体にとって本当に“合っている”かどうかです。以下の5つの視点から、自分に合った枕を選びましょう。


① 高さ|寝姿勢に合った適切な高さが命

枕の高さは、寝ているときの首・背骨のカーブ(生理的湾曲)を自然な状態に保つために非常に重要です。
高さが合わないと、筋肉や関節に余計な負担がかかり、不調の原因になります。

💡 理想の高さの目安:

  • 仰向け寝の人: 頭と首のすき間をしっかり埋めるやや低めの枕

  • 横向き寝の人: 肩幅分の高さが必要。低すぎると肩が圧迫されやすい

  • うつ伏せ寝の人: 枕なし、もしくは極薄が理想(※呼吸しやすさ重視)

寝姿勢は人によって異なり、複数姿勢で寝ている場合は「高さ調整可能な枕」が適しています。


② 素材|快適さとサポート力は素材次第

枕の中身の素材は、寝心地と機能性を左右します。以下に代表的な素材の特徴をまとめました。

素材 特徴 向いている人
低反発ウレタン ゆっくり沈む。頭を包み込む感覚 頭が動きにくいのが好きな人、仰向け寝派
高反発ウレタン 弾力があり、寝返りしやすい 寝返りが多い人、横向き寝派
パイプ素材 通気性◎、音や感触に好みが分かれる 蒸れが気になる人、硬めが好きな人
羽根・フェザー 柔らかく軽い。高さが潰れやすい やわらかい感触を重視する人
そば殻 通気性・消臭性◎、音がする 和風好み、自然素材にこだわる人

素材によって通気性、衛生性、硬さが大きく異なるため、自分の感覚や体調に合わせて選びましょう。

③ 反発力|寝返りのしやすさと支える力のバランス

枕の反発力とは、「頭をのせたときにどの程度沈み、どう跳ね返るか」の力加減のことです。

低反発 vs 高反発の違い

  • 低反発:
     沈み込みが深く、頭を包み込む感覚。
     ◎静かに寝たい人向け
     △寝返りがしづらく、蒸れやすい傾向あり

  • 高反発:
     弾力があり、頭が沈みにくい。
     ◎寝返りが多い人、首をしっかり支えたい人におすすめ

寝返りは、寝ている間の血流や体圧を分散させるために必要不可欠な動作。反発力の合わない枕では、寝返りがスムーズにできず、睡眠の質が下がってしまいます。


④ 形状|首や頭を支えるための“設計”に注目

④ 形状|首や頭を支えるための“設計”に注目

一口に「枕」と言っても、形状は様々。特に最近は機能性を重視した立体構造の枕が多く登場しています。

主な形状の例:

  • 中央凹み型: 頭の位置が安定し、仰向け寝に◎

  • 首サポート型: 首元を支えるアーチ構造。首・肩こり対策に

  • 横寝対応型: 肩のあたりにフィットするカーブ形状で横向きでも圧迫感なし

  • 3D立体型: 仰向け・横向け両方に対応し、寝返りにもスムーズに対応

枕は「頭」ではなく「首」を支えるのが本来の役割。
自分の寝姿勢や悩みに合わせて、形状にも注目しましょう。


⑤ 通気性と衛生性|毎日使うものだから、清潔さも重要

枕は毎晩使うもの。汗や皮脂が付きやすいため、通気性とお手入れのしやすさも選ぶうえで重要なポイントです。

清潔に使うためのチェックポイント:

  • 通気性が高い素材か?
     → メッシュ素材やパイプ系、通気孔付きのウレタンなどがおすすめ

  • 洗えるかどうか?
     → カバーだけでなく、中材ごと洗えるタイプは衛生的で◎

  • 防臭・防ダニ加工がされているか?
     → アレルギー体質の方や子どもが使う場合は特に要確認

特に夏場は蒸れやすく雑菌が繁殖しやすい季節。快適さと衛生面の両立は、枕選びの“見えない決め手”とも言えます。

【④ タイプ別おすすめ枕7選】

枕選びに失敗しないためには、自分の寝姿勢や悩みに合った製品を選ぶことが大切です。
ここでは、「仰向け寝・横向き寝・肩こり・いびき・低反発派・高反発派・迷っている人向け」など、目的別・特徴別におすすめの枕を7つ紹介します。


1. 【仰向け寝派に】モットン枕|高反発×首サポート構造

  • 価格帯: 約14,800円(税込)

  • 特徴: 高反発ウレタン/首元アーチ設計/3段階高さ調整/90日間返品保証

  • おすすめポイント:
     ・仰向け寝で首を自然な角度に保つ構造
     ・しっかり支えるが硬すぎない絶妙な反発力
     ・肩こり・首こりに悩む人に特に人気

「モットン枕の比較記事はこちら


2. 【横向き寝派に】YOKONE3(ヨコネスリー)|横寝専用まくら

  • 価格帯: 約16,800円(税込)

  • 特徴: 肩部分がフィットする形状/耳圧を和らげる凹み設計/高さ2段階調整

  • おすすめポイント:
     ・肩幅を考慮した設計で肩が痛くなりにくい
     ・いびき軽減・呼吸がしやすいと評判
     ・横寝が多い人専用設計のため、フィット感が抜群


3. 【肩こりに悩む人に】ブレインスリープ ピロー|睡眠科学に基づいた設計

  • 価格帯: 約33,000円(税込)

  • 特徴: 独自3層構造/通気性◎/頭の温度を下げる素材

  • おすすめポイント:
     ・首と後頭部のサポートが分かれていて負担を軽減
     ・睡眠研究に基づいた設計で、快眠体験の声が多い
     ・すぐ乾く素材で衛生面でも◎


4. 【いびきが気になる人に】いびき対策まくら「スージーAS快眠枕」

  • 価格帯: 約7,000円前後

  • 特徴: 横寝サポート+首元アーチ/低め設計/気道確保を意識

  • おすすめポイント:
     ・いびきが軽減したというレビュー多数
     ・「いびき+首の痛み」で悩んでいる人に◎
     ・横向き+仰向け両対応で汎用性あり


5. 【低反発が好きな人に】テンピュール オリジナルネックピロー

  • 価格帯: 約16,500円(税込)

  • 特徴: 頭と首のラインにフィットする波型構造/テンピュール素材

  • おすすめポイント:
     ・首のカーブにしっかりフィットし、安定感抜群
     ・沈み込む感覚が好きな人に向いている
     ・硬めのマットレスとの相性◎


6. 【高反発が好きな人に】エアウィーヴ ピロー S-LINE

  • 価格帯: 約17,600円(税込)

  • 特徴: 高反発エアファイバー素材/高さ調整シート付き/丸洗いOK

  • おすすめポイント:
     ・寝返りがとにかくラク
     ・通気性抜群で夏も快適
     ・枕全体を洗えて清潔に保ちやすい


7. 【どれが合うかわからない人に】無印良品 ふっくらパイプまくら

  • 価格帯: 約2,000〜3,000円(税込)

  • 特徴: 通気性◎のパイプ素材/高さの種類あり/お試ししやすい価格

  • おすすめポイント:
     ・まずは合う高さ・素材を知るための“枕選び入門”に最適
     ・コスパが良く、家族用にも使いやすい
     ・店舗で試せる点も◎


これらの枕は、悩み別・寝姿勢別に合った機能を備えています。
「どれにしようか迷う…」という場合は、返品保証付きの商品や、高さ調整可能なものを選ぶと失敗が少なくなります。

【⑤ まとめ】迷ったらコレ!枕選びのポイント再確認

「枕選びは難しい…」「どれが自分に合うのかわからない…」
そんな方は、次の3つのポイントを意識するだけでも、選び方の精度がグッと上がります。


✅ 1. 寝姿勢に合った高さを選ぶ

仰向け・横向き・うつ伏せなど、自分の寝姿勢を見直して、それに合った高さ・形状の枕を選びましょう。
高さ調整ができる枕なら、あとから調整できて失敗も防げます。


✅ 2. 反発力と素材の“相性”を重視する

  • しっかり支えたい人 → 高反発素材

  • 包み込まれるような感触が好き → 低反発素材

  • 蒸れが気になる → パイプやメッシュ系

  • 洗いたい・衛生的に使いたい → 丸洗い可能 or 通気性◎の素材

見た目や価格だけでなく、「自分の悩みや快適さ」に直結する素材選びが大切です。


✅ 3. 保証・返品制度をチェックする

どんなに人気の枕でも、合うかどうかは実際に寝てみないとわかりません。
そこで、「試せる枕」=返品・交換保証がある商品を選ぶと安心です。

特に、モットンやブレインスリープのように90日間の返金保証付きの商品は、体に合うかしっかり確かめられます。

「実際の使用レビューが気になる方はこちら


🛌 筆者おすすめの選び方まとめ

  • ✔ 自分の寝姿勢を知る

  • ✔ 首のカーブにフィットする高さと形状

  • ✔ 通気性・反発力・衛生性をチェック

  • ✔ 試せる保証つき or 調整可能な枕から始める


📝 最後に

良質な睡眠は、毎日の疲れをリセットする最高のセルフケアです。
そして、その土台になるのが「自分に合った枕」。
この記事を参考に、あなたの理想の眠りに一歩近づく枕をぜひ見つけてみてください。

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